尻の冷えが気になってしょうがない!どうも、歳のせいか、年がら年中冷え性のもい子です。
腰回り、といかお尻の冷えが気になってしょうがないので、原因と対策をまとめてみました。
同じようにお尻の冷えが気になる方の参考になれば幸いです。
尻の冷えはなぜ起きるのか
お尻が冷える原因は、おおきくまとめると5点。
① 脂肪が多すぎる
脂肪は、熱を作り出せないため、外気に影響をされやすい性質をもっているそうです。
なので、熱いときにはあったかくなるし、寒いときは冷たくなります。
ただ、熱を蓄積することはできないので、温めてもすぐに冷えてしまいます。脂肪が厚い箇所は表面は温まるけど、奥のほうは冷たい。
まるで、保冷剤。
座るときに痛くないように、転んだ時に大事な骨や臓器をまもるために、お尻にはしっかりと脂肪がついています。なので、冷えてしまうのです。
一方、筋肉はエネルギーを消費するときに熱を出します。
② 筋肉がかたまってやがる
筋肉は熱を産生してくれるのではないの?と思った方。
実は筋肉も、適切な労働環境がなければ冷えて硬くなってしまうのです。
筋肉にとっての良い労働環境とは何でしょうか…?
発言を否定しない!成果を評価する!等々心理的安全性を高める!
→違います。
寒いと、人の体は熱を保持するために、血管と筋肉を収縮させます。その状態が長く続くと、筋肉は硬くなり、本来の働きをしてくれません。残念ながら、筋肉の周りにはキンキンに冷えた脂肪がくっついてしまっているので、筋肉も冷え、硬くなってしまいます。
筋肉が冷えて固まると、関節の可動性が低下しまい、さらには血流を悪くしてしまいます。
その結果、さらに冷えてしまう。
③ 血が滞ってやがる
ずっと座りっぱなしなど、お尻を圧迫し続けていませんか…?
私、ずっとパソコンの前にいることができる特殊スペックの持ち主です。
(ゲームがやめられないだけ)
そうすると、お尻の血液循環が悪くなり、お尻が冷えてしまいます。
さらに上述した筋肉が固まってしまうことで、血流が悪くなってしまい、冷えてしまいます。
④ 表面積が広すぎる
熱は物の表面から周囲へ逃げていきます。 つまり、表面積が広いほど冷えやすいのです。
女性のほうが冷えやすいのは、表面積が大きいという理由もあるそうです。
逆に、冷えにくくするには表面積を小さくすればいいことになります。
めざせ!小尻!
⑤ 老化
それを言わないで…。
上にあげた、①~④は、すべて老化によっても引き起こされます。
特に更年期の女性に多いのが、下半身冷え。下半身はつめたいのに、上半身が火照るのも特徴です。
発汗などを抑えるために体を冷やし、さらに冷えにつながる可能性もあります。
尻が冷えるのとなにが起きるのか
上述からもわかる通りですが
尻が冷える→筋肉が固まる→血液循環に滞り が生じます。
その結果、さらに冷え→代謝の低下→太る→脂肪がつく→さらにさらに冷える
悪循環というか、どんどん悪い方向にすすんでいきます。恐ろしい。
親戚のおねえさま方がすべての病気の原因を“冷え”だと言って話していたのを、くだらないって思って聞いていた中学生のころの私。病気の原因はいいすぎだとしても、不調の原因にはつながるのかな、と歳月を経て実感しております。
そして、以下の症状も引き起こします。
子宮の冷え
厳密には、子宮が冷えるということはなく、骨盤内の血流の低下をそのように言うそうです。
お尻と、子宮は近いですからね、お互い影響を受けやすいです。
この冷えは、PMS、生理不順、生理痛、不妊を引き起こすそうです。
どうやら、血液循環が滞ることで、子宮内膜を十分に厚くすることが出来ないため、着床しにくい状態となってしまうのだとか。
さらに、卵巣の機能も低下するため、ホルモンバランスがくずれて、PMSや生理不順を引き起こすそうです。
怖。
全身のコリ
上述したように、冷えは、筋肉を縮ませ、関節の可動域を小さくします。
お尻が冷えている=体の中心に大量の保冷剤をくっつけている状態なので、
お尻だけではなく、全身が冷えてしまいます。
冷えたときに、ぎっくり腰とかになりやすいのは、こういった要因があったんですね。
冷えでむくむ
お尻の冷えは、下半身全体の血液循環を妨げます。
よって、下肢にたまった血液がうまく上半身にもどることが出来ず、結果としてむくみにつながります。そして、むくみは脂肪の蓄積につながり…もう悪循環につぐ悪循環です。
もう脂肪つかないで!
あと、便秘や痔とか…。書ききれないほどです。尻が冷えると本当にいろいろ起こります。
尻の冷えに対する解決策
ということで、対策をば。
といっても、冷えの対策なんて世の中に腐るほどあります。
なので、簡単で、私が実践ができそうなものをいくつかチョイスしました。
① とにかく温める
当たり前だけど、結局冷えてしまっていると、筋肉も劣悪な環境下で働かず、悪循環の連続です。
ひとまず、あたためてあげることが必要です。
風呂
湯舟につかって、じっくり内臓から温めることで、冷えを改善してくれるそうです。
ポイントは…
①ぬるめの温度でゆっくり
40度前後で10分~20分くらい
②温熱効果、浮遊効果を感じてリラックス
ゆっくりしましょう
③入浴剤を活用
炭酸ガスの力や、ミネラルで温まり効果
忙しくてシャワーで済ませてしまいがちですが、じっくりした入浴時間を確保する生活習慣こそ、冷えを改善する第一歩なのかもしれません。
カイロ類
カイロなどは、手軽に尻をあたため、冷えを改善してくれます。
私のおすすめはコレ!
ナプキン型のカイロです。ただ、生理中に使えないのがつらい。
あとこちら。
通常のカイロの最高温度が53度に比べ、低温の40度となっております。夏も冷えるから、助かります。
仙骨付近に貼ると、効果的だそうです。
用法を守って、低温やけどに注意してつかってくださいね!
座布団・クッション
座りっぱなしのお尻に救いの手を。クッションによる断熱だけでなく、血行障害予防にもつながります。
温かくならないタイプ効果はあるようですが、温かくなるタイプが即効性があるのでおすすめです。
レンジでチンするタイプ
カイロを仕込むタイプ
電気をつかうタイプ
自分のライフスタイルに合うものを選びたいですね。
② ストレッチ
脂肪を減らして、筋肉をつけよう!
難しそう…。だけど、ストレッチならなんとかなりそうです。
筋肉さんは、関節が固まって動きが悪くなることで、筋膜が硬くなり、その働きをよわめてしまいます。そこで、ストレッチです。
いろんな方法があるけど、私が好きなのはこちらの動画。
yumi先生の、ただのファンです。美しいし、動画のサイズがちょうどいい♡
おしりに特化したものではないですが、時間もちょうどよく、お風呂上りにたまにやっています。
最近さぼりがちですが、また頑張ります!さぼりがちだから最近冷えが辛いのかも。
骨盤の前傾、後傾の運動が骨盤内を温めるのに有効だそうなので、ピラティスはもってこいなんじゃないでしょうか。
お尻をコロコロとマッサージするのも、筋膜をほぐすので効果的だそうです!https://www.fujingaho.jp/lifestyle/beauty-health/a37657779/oshiriapproach-210921/
https://www.kampo-view.com/kvnews/article/275
ちなみに、お尻をコロコロとほぐすのは、ゴルフボールやテニスボールを使うと楽だそうです。
ですが、運動経験がないので、そんなものは家にありません。
ということで購入。
グレーの小さいやつを購入しました。
実は、ずっと家の床に転がっていて、多少危険。
③ そのほかの対策
え、できる対策すくなくない?
まあ、そんなもんです。そんなにできませんもん。
ということで、意識が高い皆さんは他の方法も試してみてくださいね
・腹巻、毛糸のパンツ的なのを着用
・軽い運動 ジョギングなど→血流アップ
・筋力トレーニング→熱産生アップ
・食べ物&飲み物に気をつかう→体の中からあたたまる、冷え予防
まとめ
尻の冷えが気になりすぎて、その原因と対策をまとめてみました。
私が挙げた対策は、ずぼらさん用なので、誰でもすぐに実践できると思います!
少しでも皆様の、そして私のお尻が温かくなりますように。
またねー。
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