今朝のテレビで、引っ越し代が高騰しているというニュースがやっていました。歩いて行ける範囲のでも10万円以上、単身で東京から静岡までで40万円など、信じられない高騰です。昨今の人手不足から宅配便業界と引っ越し業界で人材の取り合いになっており、肉体的に厳しい引っ越しから宅配便に人材が流れ、さらに人手不足が深刻化したのが原因とのことです。そこで、かつて我が家が4回の引っ越しをした際に、値切りに成功した方法を紹介します。
目次
引っ越し準備編
日程候補を挙げる
まずは引っ越し日の候補をリストアップします。後ほど日程を条件に価格交渉をする際に必要となりますので、できる限り多くリストアップしましょう。平日が何日かあるとベターです。
荷造りは自分でやる覚悟をする
これは半ば常識かと思いますが、大型家具、家電以外の荷造り、梱包は自分でやります。お二人様程度だと、「大型家電+段ボール40箱」(引っ越しのサカイであればせつやくコース)などのコースを利用します。梱包は大変ですが、これを期に不要品を捨てていけば新しい家で気持ちよく住めますよ!計画的に片付けと梱包を進めましょう。
相見積もりをとる
まずは、ネットの一括依頼サイトで引っ越し業者に一括見積もり依頼をかけます。そうすると、引っ越し業者から電話が来て見積もりのためのアポが入ります。うちは2社にきてもらって、見積もりを出して貰いました。事前に各社のHPなどでサービス内容がわかりますので、二番手を先、本命を後の順番に訪問見積つもりの時間を設定しましょう。一社目の見積もり金額を頭に入れて本命と交渉すれば、より目標が見えやすくなります。
条件の交渉
見積もり依頼をして1社目の営業が来たら、条件交渉です。基本的には以下項目についてお伝えすれば、価格は下がりやすいと思います。
相見積もりをとっていることを伝える
複数社から見積もりをとっていることを伝えましょう。また、引っ越し業者からは「即決ならいくらにする」などと必ず言われます。一社目のときは絶対にお断りしましょう。断りにくければ、「夫に決定権がある」や「引っ越しの日時を妻と確認する必要がある」などと理由をつけて、回答を保留してください。
日程、時間を業者にお任せする
近距離限定だと思いますが、これが一番安くなります。引っ越し会社目線で考えると、高いお金を払って確保したアルバイトを遊ばせておくほど無駄なことはありません。例えば夕方遅くだったり、昼間だったり、キリの悪い時間帯は意外と空いている可能性があります。普通引っ越しするときは、午前中に積み込んで、午後について夜までに少し片付ける、というスケジュールかと思います。午後に積み込んで移動して、夜に下ろすということはやりたくないですよね。なので、逆にそういった空いた時間を狙います。具体的には、予め決めておいた引っ越し予定日の中から、安くなる時間がないかを聞いて見積もってもらいます。
段ボールは使用済みのものを
段ボールは引っ越し業者が用意してくれますが、使用済みの段ボールでも良い旨を伝えましょう。場合によっては、これで少し値引きしてもらえることがあります。(我が家は割引してもらえました。)
まとめ
引っ越しを安く済ませるコツで、最も重要なのは下の2点です。
- 相見積もりを取り、本命は最後に
- 業者の都合の良い時間を聞き、その時間での見積もりをとる
あと細々としたところは、ダンボールを古いものにするなどです。
人手不足が叫ばれる今の引っ越し業界で、どれだけ通用するか分かりませんが、交渉あるのみです。